今日の算数は、「80cmの 1/4 の長さを求めよう」というテーマで授業を行いました
分数の学習では「分母の数で割ればいい」という機械的な作業になりがちです。だからこそ本時では、「そもそも 1/4 ってどういうこと?」という問いからスタートしました
1. 導入:「そもそも 1/4 って何?」概念の揺さぶり
まず子どもたちに「そもそも 1/4 って何?」と投げかけました
そこで「本当にそうかな?ペアで考えてごらん」と問いかけ、円をバラバラの大きさ(不等分)で4つに分けた図を提示しました
図を見た子どもたちは「あ!これは 1/4 じゃない!」とすぐに気づきます
2. 80cmのテープを使った操作と「見通し」
続いて、問題文の 80cmの 1/4 について考えました
実際の80cmのテープを見せて「これで 1/4 は作れるかな?」と尋ねると、「作れるよ!」と元気な声が上がりました。前に出てきてくれた子が、テープを2回半分に折って 1/4 を作ってみせてくれました
この具体的な操作を通して、子どもたちの中から
「1/4 って、半分の半分なんだね!」
「これって 4 で割ることと同じなんじゃない?」
という直感的な見通しが生まれました。
そこから「図」「何倍か」「さくらんぼ」などの解法が使えそうだという見通しを立てて自力解決に向かいました
3. 独自学習から相互学習へ(3つのアプローチ)
独自学習を経て相互学習へ入ると、黒板には大きく分けて3つの素敵な考え方が並びました
半分の半分
等分するやり方
- □を使ったかけ算
最後に「80cmの 1/4 は、80cmを 4等分した 1つ分 →80÷4で求められる」とまとめを提示し、本時を締めくくりました
4. ノートで見つけた!子どもたちの多様なアプローチ
全体で共有した解法以外にも、子どもたちのノートには「なるほど!」と唸らされる素晴らしい考え方がたくさん詰まっていました。
1.操作を図にする「切り分ける」考え方
80cmのテープに「切る」矢印を書き、4つに分けた後のテープを実際に並べて描いている子がいました
2.ひき算で確かめる考え方
80-20=60 60-20=40と、20を4回ひくとちょうど0(ぴったりなくなる)になることに着目した子もいました
3.割り算でも使えた!「さくらんぼ計算」
かけ算の学習で大活躍した「さくらんぼ計算」を、なんと割り算でも応用している子がいました
5. 心が温かくなる子どもたちの「振り返り」
授業後に集めたノートには、友達の考えに対する驚きや感謝、失敗を肯定し合う温かい言葉がたくさん溢れていました。
① 友達の発表やまとめへの感謝
「Aさんが書いてくれた図からみんなが深められていい意見だなと思った。」
「Bさんは説明が分かりやすくて、Cさんは最後にまとめてくれてとてもいい意見だと思った。」
「今日僕は正直 1/4 って何なの?と思ったけれど、ペアでDさんに教えてもらって『ああ、1/4 ってこういうことなのか!』と分かりました。」
② 思考の深さへの驚き(「半分の半分計算」)
「自分は□✕4=80は気づかなかったけど、それに気づいた人がすごいなと思いました。」
「『半分の半分』のやり方がすごかったです。式1つで80÷4=20だったけれど、2つの式で 80÷2=40、40÷2=20という考えを出していてびっくりしました。
③失敗(間違い)を肯定し称え合う姿勢
「〇〇さんが発表して間違えていたけれど、〇〇さんが答えを出していてすごいなと思いました。でも、〇〇さんもここまで考えたのがすごいなと思います。」
授業を振り返って
「1/4 って何?」という素朴な疑問からスタートした今回の授業







