5月に実施した修学旅行から早いもので一ヶ月以上が経ちました。事後学習(探究学習)では事前に各班が立てた「問い」を軸に、現地で集めてきた写真やメモ、インタビューなどの「五感で掴んだ生の情報」を持ち寄り、全5回にわたるスライド作成と発表リハーサルを重ねてきました。
✨️9年 1組✨️
1班『長崎らしさとは何か?それはどのように生まれたのか?』 長崎の歴史的背景に深く切り込み、西洋文化の融合と原爆からの復興に向けた人々の努力こそが「長崎らしさ」の本質であると力強くまとめました。
2班『これどこの食べ物やねん!調査』 トルコライスなどのルーツを探り、「距離の近さ」や「貿易の歴史」から中国の影響の深さを考察。現地インタビューを交え、地元の人々が持つ食の豆知識の多さにも着目したユニークな視点が光りました。
3班『食文化で比べるならと長崎の特色』 皿うどんやカステラから日本・中国・西洋が混ざり合う食文化の繋がりを紐解き、港町ならではの海の幸の魅力と長崎への感謝を熱く語りました。
4班『観光地としての魅力は長崎と奈良でどう違うのか?』 自分たちの住む「奈良」と「長崎」の建造物・文化・歴史をマトリクスで徹底比較!伝統を守る奈良と、異文化と融合した長崎独自のスタイルをロジカルに解説しました。
5班『奈良と長崎の売り物のちがい』 売り物にはその土地の文化や暮らしが根付いているという仮説のもと地元のスーパーの奥地へ潜入調査!「白鉄火」や「マファール」などの特産品や、陽気な「長崎おじいさま」との交流を紹介し、会場を沸かせました。
✨️9年2組✨️
1班『海外交流があった長崎市と、伝統的な奈良の景観に、どのような違いがあるか。』 海のない奈良と、海や坂の多い長崎の地形の差に着目。大浦天主堂などの宗教建築と奈良の伝統的寺社を比較しながら、長崎港の巨大モニュメント「ドラゴンプロムナード」など、現地でのリアルな発見を報告してくれました。
2班『ヨーロッパとの交流が盛んだった長崎と、アジアの文化が反映している奈良の食文化の違いと共通点』 奈良の「保存食文化」と長崎の「濃厚な味付けの海産物料理」を比較。一見異なる両県ですが、どちらも「地域の歴史や地理的特徴が現在の食文化を作った」という深い共通点があることを突き止めました。
3班『奈良と長崎の景観の違いは歴史や外国との関わりとどのように関係しているのだろうか』 奈良の落ち着いた茶色に対し、長崎の中華街では赤や黄色が多用される色彩の違いを出島貿易の歴史と結びつけて考察。車窓から見えた「カステラ色の家」の報告や、長崎の人の「笑顔の多さ」をデータで裏付けるなど、ユニークな視点が光りました。
4班『奈良と長崎の食べ物を比較!』 ちゃんぽんに見る日中文化の融合や、南蛮貿易の砂糖がもたらした「シュガーロード」の歴史を解説。「キリスト教の自由な発想」と「仏教の精進料理」という、宗教が食文化に与えた影響への考察は非常に見事でした。
5班『奈良と長崎の食文化と景観の違いについて』 奈良の和食・伝統的な街並みに対し、長崎の洋食・異国情緒あふれる景観を比較。現地で食べたカステラが「しっとり甘く、ザラメが大きい」理由を、昔の外交で高級品だった砂糖を豊富に使った名残ではないかと、独自の鋭い仮説を披露しました。
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