2026年10月9日金曜日

【3年生道徳】『たてわりはんそうじ』で深めた相互理解の授業〜

今日の3年生の道徳は、「たてわりはんそうじ」という教材を使って授業を行いました。

今回の授業で大切にしたのは、子どもたち自身が普段感じている「相手の気持ちが分からなくて困った経験」から出発し、登場人物の心のすれ違いを通して、「お互いに気持ちを分かり合うにはどうすればいいのか」を深く追求することです。

「相手の気持ちが分からない」子どもたちの等身大のモヤモヤ

授業の導入では、まず日常で「相手の気持ちが分からなくて困ったこと」をみんなで出し合いました。

  • 「友達とケンカになった時(泣く・怒る)」

  • 「勝ち負けがある時」

  • 「多数決やジャンケンで決めるとき」

身近なモヤモヤと重なったところで、子どもたち一人ひとりに「自分だけの問い(マイめあて)」を聞いたうえで教科書の場面に入っていきました。

表の言動の裏にある「本音」と「言えない葛藤」

教材に登場する「夕里」と「いつき」。 夕里はほうきを使いたいと言ういつきに「今日はぞうきんの係をしてね」と伝え、いつきは何も言わずに黙り込んでしまいます。

板書の中央に二人のイラストを描き、二人の表面的な言葉と裏にある「本音」を整理していきました。

  • 【夕里の本音】: 「ぞうきんのコツを教えてあげたい(優しさ)」

  • 【いつきの本音】: 「先生に教えてもらったから、試してみたい(やる気)」

整理してみると、どちらにも悪気はなく、むしろお互いに「善意ややる気」があったことが分かります。それなのになぜ、すれ違ってしまったのか?

「なぜ、いつきは本音を言えなかったんだろう?」と投げかけると、子どもたちからは3年生ならではの等身大の心理が飛び出しました。

  • 「何か言ったら、もっと怒られるかもしれない」

  • 「自分より年上の人(上級生)を怒らせたら怖そう……」

単に「本音を言えばいい」という綺麗事ではなく、「言いたくても言えない葛藤」に寄り添った本音が出ました。

「分かり合うには?」子どもたちの解決策

授業の後半では、「気持ちを分かり合うにはどうしたらいいか?」を考えました。

  • 「『ごめんだけど…』みたいなクッション言葉を使って本音を話す」

  • 「相手の気持ちを考えて聞く」

  • 「本当のことを正直に言う」

様々なアイデアが出された中で、最後に私からひとつの大切な視点を伝えました。

「相手の気持ちを聞いても、完璧には分からないこともあるよね。でもね、分からなくても『分からないまま大切にする』という関わり方もあるんだよ。」

相手を100%理解できなくても、相手の思いや立場をそのまま尊重しようとする優しさ。この言葉は、子どもたちにとって少し理解しにくかったかもしれません。

【子どもたちの振り返りより】

授業後、ワークシートに書いてもらった振り返りをご紹介します。友達との対話を通して、自分の生活やこれからの生き方を見つめ直した温かい言葉がたくさん集まりました。

1. 自分の生活や経験と結びつけて(これからの行動)

  • 「バスケのスクールの帰りに余計なことを言ってしまい、相手の気持ちを考えられなかったです。ただ『ごめん』と言ってしまったので、今日学んだことを生かして次は伝えたいです。」

  • 「わたしも腹が立ったら何も言わずにその場を離れてしまうけれど、本音で仲直りしたいので、ちゃんと理由を聞くようにしたいです。」

  • 「今までは自分ばかり話していたかもしれないです。次に言い合いになったら自分の話もしつつ、相手の話も聞いて仲直りしたいです。」

  • 「面倒くさくて他人事みたいにしてしまった経験があるので、これからは『クッション言葉』や『相手の気持ちを考えて聞く』を使ってみようと思いました。」

  • 「妹と喧嘩する時は妹の気持ちから聞いているけれど、夕里が『わがまま』と勘違いしたように、自分も妹のことを勘違いしているかもしれないと思いました。次からは自分の気持ちも伝えたいです。」

2. 「気持ちを分かり合う方法」に納得して

  • 「分かり合うためには、最初に相手の気持ちや意見を聞いてあげることが大切だと思いました。」

  • 「気持ちを分かり合うには、自分の思ったことを勇気を出して伝える(言う)ことだと思いました。」

  • 「自分の意見と違っても、相手の意見を大事にして『あなたはそう思うんだね』としてあげることです。」

  • 「本音を正直に言ったらいいんだなと思いました。お互いに気持ちを言えたら、最後にニコニコになると思います。」

3. 登場人物の気持ちを深く読み解いて

  • 「夕里も自分の本当の事を言っていないのに『なぜ言ってくれなかったの?』と言うのは少し反対です。本音を言わなかったから噛み合わなかったのだと分かりました。」

  • 「いつきが本音を言わなかったのは、夕里の気持ち(本音)が分からなかったからだと分かりました。」

4. みんなで聴き合った(相互学習)からこその気づき

  • 「わたしは1人では詳しく考えていなかったけれど、みんなと考えるとこんなに発想が湧いてきてすごく良かったです。『何か言ったらもっと怒られる』という意見に納得できました。」

  • 「友達が発表してくれたおかげで、前とは違う考えが持てたし、自分のマイめあてが解決しました。」

  • 「友達が言っていた『相手の気持ちが分からなくて困ったこと』がすごく『あるある』で、共感できました。」

自分の失敗を素直に振り返り、「明日からこうしてみよう」と前を向く子どもたちの姿に、私自身も大きな学びをもらった時間となりました。

【3年生理科】どうしてかげの向きが変わるのだろう?屋上でかげと太陽の実験を行いました!

 3年生の理科「かげと太陽」の学習で、今回は「かげの向きと太陽の位置関係」について調べる実験を行いました。


「どうしてかげの向きが変わったのだろう?」

前回の学習を踏まえ、「どうして時間が経つとかげの向きが変わるのだろう?」と問いかけると、子どもたちからは次のような予想が出ました。

  • 「太陽の位置が変わっているから」

  • 「かげと太陽がいっしょに動くから」

「本当にそうなのかな?」を確かめるため、自分たちで実験用具を作るところからスタート! 四方位(東・西・南・北)を書いた画用紙の中央にストローを立てた記録用紙を作成しました。画用紙を半分に2回折って正確な十字の折り目をつけるなど、子どもたちなりに工夫して準備を進めていました。

実験場所も、風対策も、子どもたちのアイデアで!

「どこで実験したらいいかな?」と投げかけると、

  • 「ずっと太陽が当たっているところ!」

  • 「かげにならない場所がいいな」

  • 「人が通らなくて邪魔にならないところ!」

といった意見が次々と上がりました。

「じゃあ、実験場所はどこがいいかな?」と問いかけると、「屋上!」という意見が出たので採用し、条件がぴったりな「屋上」で実験を行うことになりました。

さらに、「風が吹いたら飛ばされちゃうかも」という心配の声から、「おもりをつける」「テープで止める」といった対策が生まれ、今回は「テープで固定する」ことにしました。

屋上で1日3回の観測!

方位磁針を使って「黒谷公園側が南」であることをみんなでしっかり確認し、用紙を正しくセット。遮光板で太陽の位置を確かめながら、【午前10時】【正午(午後12時)】【午後2時】の計3回、太陽の位置とストローの影を記録しました。




すると、2回目の正午の記録が終わった段階で、子どもたちから驚きの声が! 

「朝から昼までにこう動いたから、次はもっと西側に太陽が来るはず!」 

たった2回の観察から、太陽の動きの規則性を見出し、午後の結果を自分たちで予測することができていました。

そしてワクワクしながら臨んだ5時間目(午後2時)。 屋上へ行ってみると、子どもたちの予想通り、太陽は西へ傾き、かげは反対の東側に伸びていました!

実験を通して深まった学び

教室に戻り、グループごとに記録をノートに整理して考察とまとめを行いました。

教科書に書かれている知識をただ読んで暗記するのではなく、「どこで実験すればよいか」「どうすれば正確に測れるか」を自分たちで考え、実際の自然を相手に自分の目で確かめることができた、とても価値のある時間となりました。

子どもたちの「予想通りだった!」「自分たちで確かめられた!」という晴れやかな表情が印象的な1日でした。

2026年10月7日水曜日

3年生理科「かげと太陽」スタート!

 3年生の理科では、新しい単元「かげと太陽」の学習が始まりました。

単元のスタートにあたり、まずは「かげについて知っていること」をみんなで話し合ってみました。すると、子どもたちからは次々と手が上がり、普段の生活からの素敵な気付きがたくさん飛び出しました。

  • 「かげがあるところは、冷たくて暗くて湿っているよ」

  • 「太陽の位置によって、かげができる場所が変わると思う」

  • 「かげは自分の真似をしてきたり、自分が動くと一緒に動くよ!」

かげの持つ特徴や、太陽との関係性についてすでにたくさんの感覚を持っている子どもたち。ここからさらに深めるため、運動場に出て「かげ踏み遊び」を行いました!

工夫がいっぱい!かげ踏み鬼ごっこ


8人グループに分かれ、コーンで区切られたエリアの中でかげ踏み鬼ごっこスタート!「太陽とかげの位置を確かめながら取り組もう」というテーマで挑戦しました。

終わった後に「どんな工夫をした?」と振り返ってみると、子どもたちからは素敵な発見が出てきました。

  • 「しゃがむとかげが小さくなるから、しゃがむ作戦を使ったよ!」

  • 「太陽と反対側のコーンの隅に行けば、かげが外に出て踏まれないよ!」

体勢を変えたり、太陽とかげの位置関係を空間的に考えたりと、遊びの中で自然とかげの特性を生かして工夫していました。

どこまで伸ばせる?「かげつなぎ」に挑戦!

続いて、班ごとに誰が一番長いかげを作れるか競う「かげつなぎ」をしました。

みんなで太陽の位置を確認し、「太陽と反対側」に向かって順番にかげとかげを重ねていきます。声を掛け合いながら一列に並び、どの班もとっても長いかげを作ることができました!


国語『ちいちゃんのかげおくり』とつながる体験

ちょうど今、国語で学習している『ちいちゃんのかげおくり』にもみんなでチャレンジ!全員で長い列を作ってかげを見つめました。

あいにく途中で太陽が雲に隠れてしまい、かげが薄くなって「青空にくっきりと浮き出る」とまではいきませんでしたが、物語の世界を体験できて子どもたちは喜んでいました。


はめてビックリ!遮光板で太陽を観察


最後は、遮光板を使って太陽を見る体験をしました。普段はまぶしくて直接見ることができない太陽を安全に観察でき、子どもたちからは歓声があがっていました。

自分たちの「知っていること」から始まり、遊びや体験を通して「太陽の位置」と「かげの向き・形」に関わるたくさんの疑問や気付きが生まれた1時間となりました。

次の時間からは、方位磁針などを使って「なぜかげの向きが変わっていくのか」について、さらに詳しく探求していきます。これからの学習が楽しみですね!

7−1 富リンピック勝利を目指して🐧

いよいよ来週は富リンピックですね。💪

みんな気合は十分ですか?盛り上がってますか?

シルバーウィークが終わり、少し元気がなかった7−1のみんなも時間が立つにつれ、いつもの元気いっぱいの姿になってきました。さぁ、2学期の始業式にも言いましたが、「絶対に負けられない戦い」が始まります。

準備はいいかい? 盛り上がっていくぞ! 目指すは優勝のみ✨️

団結していくぞーーーー 7−1魂🐧

9月24日(木)


9月25日(金)

9月28日(月)

9月29日(火)

9月30日(水)

10月1日(木)

10月2日(金)

2026年10月5日月曜日

【3年生】KOHYO東生駒店へ!「問い」を胸にスーパーマーケットの秘密を探る校外学習

今日、3年生は社会科の学習として「KOHYO(コーヨー)東生駒店」へ校外学習に出かけました! 学校から片道およそ40分。元気いっぱいに歩いてお店を目指しました。

今回の見学の大きなテーマは、「自分たちの立てた『問い』を解決すること」です。

それまでの事前学習はなんと10時間!気合十分で臨んだ一日でした。

🔍 店内グループ探究:自分たちの「問い」の答えを探して

お店に着くと、まずはグループごとに探究スタート! 店内を巡りながら商品や棚の並び方、さらにはサービスカウンターやリサイクルステーションにいたるまで、真剣に観察する子どもたち。それだけでなく、近くの店員さんに自ら声をかけ、事前に考えてきた疑問をインタビューする頼もしい姿がたくさん見られました。店員さんも温かく丁寧に答えてくださり、子どもたちのワークシートには発見がどんどん書き込まれていきました。


🍣 圧巻のバックヤード見学&本物のレジ打ち体験!

後半は2つのグループに分かれて、普段は絶対に入ることのできない「バックヤード見学」と「レジ打ち体験」をさせていただきました。

【バックヤード見学】驚きと発見の連続! 野菜、お魚、お肉、お惣菜の部屋に入らせていただき、プロの仕事の現場を間近で見学しました。

  • 野菜コーナー:子どもたちが包丁の大きさに気づき、「なんでそんなに大きな包丁を使うのですか?」と質問。お店の方が小さな包丁と大きな包丁の両方で実演してくださり、「大きな包丁なら1回で切れること」「小分けにすることでご家庭での手間を省いていること」を教えてくださいました。

  • さらに、野菜洗浄機の実演では「何分くらい洗うんですか?」という問いに対し、野菜の種類によって洗浄や水切りの時間を細かく変えている秘密を知ることができました。



  • お魚・お肉コーナー:お魚コーナーでは、ブリの解体作業を目の前で見学!

  • お肉コーナーではスライスやパッキングだけでなく、ミンチになる瞬間まで見せていただき大興奮でした。

  • 6度の冷蔵庫やマイナス21度の冷凍庫に入る体験では、まさに全身で「冷たさ=鮮度を保つ工夫」を体感しました。


  • お惣菜コーナー:お寿司づくりのお部屋では、シャリ玉を作る機械に感動!一方で、巻き寿司を手作業で包む様子も見せていただき、「効率よく作るための機械」と「心を込めて丁寧に仕上げる手作業」の両方を組み合わせる意味を実感することができました。



【レジ打ち体験】本物のレジでお仕事体験! 
お客さん役とレジ担当役に分かれ、本物のレジを使ってバーコードをスキャン!お店の人の気持ちを体感する貴重な体験となりました。

💡 最後の最後まで学び続ける姿勢と、急遽行われた避難訓練

見学の最後の待ち時間ができた時のことです。子どもたちは誰に言われるでもなく、今日メモしきれなかった発見を一生懸命ワークシートに書き留めていました。単なるお出かけではなく、「今日の学びをしっかり持ち帰ろう」とする強い意欲を感じて嬉しかったです。

また、お店のご厚意で「スーパーマーケット内での避難訓練」も急遽実施していただきました。 買い物のカゴを使って頭を守ること、移動中も体を小さくして安全な場所へ避難することなど、いざという時の身の守り方も体験を通して学ぶことができました。


🌟 温かいお言葉と、学校で待っていた素敵な優しさ

見学の最後には、副店長さんから「とても礼儀正しく見学できて素晴らしかったです」とお褒めの言葉をいただきました。サービスカウンターの店員さんからも「こんなに鋭い質問をたくさんしてくれるなんてすごいですね!」と感心していただきました。

お忙しい業務の中、子どもたちのために特別な体験や仕掛けをたくさん用意してくださり、子どもたちの質問にも親身に答えてくださったKOHYO東生駒店の皆様、本当にありがとうございました!

【追記:心あたたまる帰り道のエピソード】 

帰りも頑張って歩いて学校へ戻ると、給食の開始時間を少し過ぎてしまっていました。疲れ切っていた3年生の元へやってきたのは、4年生のお兄さん・お姉さんたち!

「先生、3年生の分はうちのクラスが運ぶので待っててください!」

そう言って、3年生の分の給食を教室まで優しく運んでくれたのです。 疲れが吹き飛ぶような、最高に温かい「超一流」の優しさでした。4年生の皆さん、本当にありがとう!

今日見つけてきたたくさんの「工夫」と「問い」の答えは、これからロイロノートなどを活用し、一人ひとりが1分間の発表としてまとめていく予定です。どんな発表になるのか、今からとても楽しみです!

【お礼のお手紙】
帰校後、みんなでお礼のお手紙を書きました。

みんな丁寧な字で、感謝の気持ちを込めて書いていました。


KOHYO東生駒店の皆さん、たくさんの学びを本当にありがとうございました!

2026年9月24日木曜日

7−1 当たり前のレベルを「次のステージ」へ🐧

 席替えをしましたね。🪑

新しい席は先生と総務委員で考えたもので席替えをしました。

今までのように「くじ引き」で席を決める席替えの目的は「どんなメンバーでもペアで関わっていく。」でしたが、今回の席替えの目的は「ペアとグループワークの充実」です。教えて貰う人だけに限らず、教える人にもメリットがあり、互いに高め会える関係を作っていってほしいです。

みんなのさらなる成長に期待‼️🐧


9月14日(月)


9月15日(火)


9月16日(水)


9月17日(木)


9月18日(金)

2026年9月17日木曜日

2年生 食育の授業を受けました


 9月15日(火)に、栄養教諭の小田先生の食育の授業を受けました!

 5年生で学習する家庭科にも繋がる内容ですが、2年生の子どもたちにとっては新鮮な情報ばかりでした。「バターもチーズも牛乳からできているのに、違う仲間になるのはなぜかな⋯」と真剣に考える子どもたちの様子はとても素敵でした。このようなところから、食などに興味をもち、学びは広がってゆくんだなと感じる一場面でした。

「なぜ、生きている仲間?」子どもたちの問いでつくる道徳の授業

 今日の3年生の道徳は、「生きている仲間」という教材を使って授業を行いました。

 今回の授業で一番大切にしたのは、「子どもたち自身の問いで授業を進めること」、そして「板書に並ぶ言葉の多くを、子どもたちの生の言葉にすること」です。

「生まれたら死ぬ」「同じチーム」——子どもたちが捉えた“仲間”のイメージ

 導入ではまず、「これまでに生き物を育てた経験」を自由に話してもらいました。

  • 「カニを育てていたけれど死んでしまって……また会いたいな」

  • 「ユーカリが大きく育ってくれて本当によかった!」

  • 「カブトムシが死んでしまった経験があるから、それを活かしてまた育てたい」

 命と向き合った経験があるからこその、切なくも温かい言葉が最初からあふれ出します。

 そこで、今回のめあてを 【なぜ、生きている“仲間”?】 に設定し、「仲間」ってどんなイメージ?と投げかけてみました。

 すると子どもたちからは、

  • 「同じ」「チーム」「いっしょにがんばる」

  • 「信じ合っている友達」

  • 「生まれて、死ぬもの」

 という、大人もハッとするような深いキーワードが飛び出しました。

やよいさんとトマトは「一方通行」じゃない!双方向の関わりへ

 事前宿題で集めていた「子どもたち自身の疑問(なぜ早起きしたの?なぜ話しかけたの?)」を軸に、物語を読み深めていきます。

 「やよいさんとトマトは『仲間』と言えるのかな? もし仲間なら、やよいさんからトマトへの『一方通行』のお世話なのかな?」

 こう投げかけると、子どもたちの思考が動き出しました。 「ううん、トマトからも、やよいさ んは何かをもらっていると思う!」

 ここから、お互いに何を送り合っていたのかを黒板の矢印を使って整理していきました。

【やよいさんからトマトへ】

 「水」や「笑顔」だけでなく、実際の体験と重ねて語ってくれる子もいました。 「ホウセンカに優しい声をかけて育ててます。」 そんな実体験から、「元気に育ってね」「大きくなってね」という“はげましの言葉”がどんどん出てきます。

 中には、 「心の中でトマトにありがとうって思っていたと思う」 「優しい言葉をかけると、きれい(元気)に育つんだよ」 という素敵な意見も飛び出しました。

【トマトからやよいさんへ】

 トマトが返してくれたもの。子どもたちは「栄養」や「水分」といった目に見えるものだけではないことに気づきます。

  • 「元気」「やる気」「うれしい気持ち」

  • 「朝起きられるようになったから、自分を変えるパワーをもらった!」

 やよいさんが与えるだけでなく、トマトから「心と体を元気にするパワー」をもらっていたこと。 双方向の矢印の真ん中を指さし、「じゃあ、この二人の関係を一言で言うならどんな関係?」と尋ねると、子どもたちは迷わず「友達」「家族」「仲間」と答えてくれました。

トマトから、スズメやアリ、すべての命へ

 物語の後半、やよいさんは自分で育てていないスズメやアリにも話しかけるようになります。 なぜ対象が広がったのかを問いかけると、子どもたちのまとめが見事でした。

  • 「トマトを育てたことで、もらった気持ちが周りに広がったから」

  • 「自分がお世話していなくても、みんな同じ『生きている命』だから」

 トマトとの出会いとお世話を通して、目に見える生き物すべてに対する「命の温かさ」に気づいていった子どもたち。

 授業が終わる頃の黒板は、私が準備した言葉ではなく、子どもたちが自分の経験と心から紡ぎ出した言葉でぎっしり埋め尽くされていました。

 教師が導くのではなく、子どもたちの「問い」と「気づき」で紡いだ45分間。 命を育てることの愛おしさ、そして「生きている仲間」と共に生きる喜びを、子どもたち自身の言葉から学ばせてもらった素晴らしい時間となりました。

子どもたちの振り返りより(授業を終えて)
 授業後、子どもたちに「これからの自分と生き物・食べ物との関わり」について振り返りを書いてもらいました。

自分の体験と重ねて
「放課後、水をやっていないで帰ったら枯れていたことがあったから、これからは学校へ行く前にあげようと気づきました。」

「いただきます」の意味に気づいて
「トマト以外の生き物を育てる時も、水やりをして、育ったものに感謝を込めて食べようと思いました。好き嫌いをせずに食べ物を食べたいです。」
「ご飯を食べる時に、『これは誰かの命をもらっているんだ』と思いながら食べたいです。」

心でつながる温かさ
「やよいさんとトマトは『幸せを分け合っている』と思いました。私はやよいさんと同じで、ぬいぐるみに話しかけることがあるので、気持ちがすごく分かります。大事にしているものには話しかけたくなるし、お母さんも植物に水をあげながら話しかけていたので『こういうことか!』と思いました。

これからの関わりを変えてみたい
「私は今、モスビー(多肉植物)を育てています。やよいさんみたいに話しかけたりしていなかったから、これからは話しかけてみようと思いました。」

過去の経験をこれからの優しさに
「僕は途中でクワガタやカブトムシを育てるのをやめて死なせてしまったことがあって、その時は『ただの虫』だと思っていたけれど、今日の学習で虫も生きていると分かったから、次捕まえたら最後まで育てたいです。」

「自分に関係あるか」から「命を大切にする」へ
「これまでの自分は、ホウセンカを学校に持っていかなくていいなら『水やりをしても意味がないな』と思っていたけれど、これからはしっかり水やりをしたいです。」

愛情にこたえて「恩返し」 
「僕は、トマトがやよいさんに『恩返し』をしていると思います。やよいさんは自分の子どもみたいにトマトを育ててあげていたから、トマトが栄養を恩返ししたんだと思います。」

 子どもたちの言葉からは、授業を通して目線が優しく変わり、自分の生き方を見つめ直した様子がひしひしと伝わってきます。考えを聴き合う中で、一人ひとりにとって大切な学びを見つけ出してくれた道徳の時間となりました。

2026年9月15日火曜日

【3年 社会】スーパーの秘密に迫る!〜「セルフレジ」と「吊り看板」の工夫と問い〜

  社会科「スーパーマーケットの働き」の学習が着々と進んでいます。 

 前回の「売り場」や「品物」に続き、今回はスーパーマーケットの「サービスの工夫」に注目して学習を行いました。

📝 「超一流」の姿!個人から対話へ 

 まずは「セルフレジ」や「吊り看板」の写真資料を提示し、見つけたこと、思ったこと、工夫や疑問(問い)を個人でノートへ整理しました。

 その後の対話では、素晴らしい姿が見られました。普段の全体交流では「〇〇さんの意見に付け加えて…」とお友達の考えを受け止め、つなげて発言することに慣れ親しんでいる子どもたちですが、今日は4人のグループ対話の中でも自然とその話し方ができていました! 

 相手の考えをしっかり聴き、自分の思考を重ね合わせて対話する姿は、まさに「超一流」そのものでした。

🕸️ ウェビングで可視化!「気づき」が「工夫」と「問い」につながる 

 全体交流では、黒板中央に大きな写真を貼り、そこから放射状に線を伸ばして考えをつなぐ「ウェビング」という思考ツールを使いました。

 子どもたちから出た「見つけたこと」や「思ったこと」を線で整理していくと…

  • 単なる発見が「お店の工夫」へとつながっていること

  • そこからさらに「新たな問い(疑問)」がどんどん生まれていること

 が黒板いっぱいに広がった線で一目瞭然となり、みんなでそのつながりを確認することができました。

🤔 深まる探究!子どもたちがたどり着いた工夫と答え

① セルフレジの探究

  • 【問い】 「そもそも、なんでセルフレジが置かれているんだろう?」

  • 【子どもたちの発見】

    • お客さん視点: レジが混まないようにして、買い物をスムーズにするため!

    • 店員さん視点: レジ打ちの負担を減らし、お店の人が忙しくなりすぎないようにするため!

    • 裏側の秘密: 「現金が使えないセルフレジがあるのは、お釣り(両替目的の利用)で機械のお金が減るのを防ぎ、店員さんの補給の手間を減らすため」という、お店側の高度な工夫にまで思考が届きました。

② 吊り看板(天井の案内板)の探究

  • 【問い】 「なぜ、案内看板は上(天井)から吊るしてあるのかな?」

  • 【子どもたちの発見】

    • 上にあった方が場所を取らないし、遠くからでも見つけやすい!

    • 平らではなく「立体的な三角形」になっているから、どの方向から歩いてきても見えるようになっている!

💬 子どもの振り返り(ノートよりそのままご紹介)

 授業の最後に書いた子どもたちの振り返りです。学んだことだけでなく、お友達が立ててくれた「問い」に刺激を受け、当たり前の景色が変わり始めたことなどを書いてくれました。

【児童Aさん】 

〇〇さんの問いの「なぜ釣り看板は上にあるの」という問いがいいと思いました。 釣り看板が当たり前のようにあるから「ふーん」って感じだったけど、なかったら探し回らないといけないから「へえ〜」と思いました。もし「ザ・ビッグ」になかったら探し回るのに足が疲れると思いました。

【児童Bさん】 

今日はみんなすごいと思いました。理由はみんないっぱい発表したり工夫をいっぱい見つけられたりしたからです。

   【児童Cさん】

「現金が使えないのはなぜ」のところを考えるのが楽しかったです。この問いを出してくれた〇〇さんに感謝です。

お友達の素朴な「なぜ?」という問いかけが、周りの深掘りや新しい発見につながっていく、素敵な対話の時間となりました。

🔍 次回へむけて:グループ探究&スーパー見学へ! 

 次の時間からは、いよいよ班ごとに分かれます。 いくつかの写真資料をもとに、班の仲間と協力しながら「工夫を見つけ、そこから問いを立てて解決する」という本格的な探究活動に取り組んでいきます。

 そして、この学習で高めた「探究の目」を持って、いよいよスーパーマーケットへの実地見学に行きます! 「自分で工夫を見つけたい!」「店員さんに直接質問してみたい!」と、子どもたちの意欲も高まっています。班ごとにどんな視点や面白い問いが飛び出してくるのか、今からとても楽しみです。

2026年9月14日月曜日

7−1 挑戦する7−1🐧

 9月目標である「挑戦」を実践する7−1のみんな

挑戦をしてくれる人が多く、素晴らしかったです。

挑戦と聞くと、大きなことに聞こえるかもしれませんが、ほんの小さなことから始めればいいのです。

例えば、今日腹筋を5回したとします。来週からは6回にする。再来週からは7回と1週間で1回ずつ増やすだけで、1年後には55回以上できていることになります。

先生はこれが「成長」だと思います。💪

だからこそ、みんなには小さな挑戦からでいいので、「何か」やってみてほしい‼️

みんながかっこいい大人になってくれる日を楽しみに、これからも一緒に頑張っていこう🚀


9月7日(月)


9月8日(火)

9月9日(水)

9月10日(木)

9月11日(金)

2026年9月7日月曜日

サンサン活動!!

 今年度2回目のサンサン活動を行いました。

「6年生のリーダー性を養うとともに、他学年との交流を活発に行う」

「困ったときに助けを求められるように、様々な先生や高学年の児童と知り合う」

この2つを目的に行っています。

活動内容は、様々に趣向を凝らし、「4つの部屋」「ラッキーゲーム」「なんでもバスケット」「いすとりゲーム」「〇✕ゲーム」など、1~6年生を13のグループに分けて活動を行いました。

みんなとてもいい表情で取り組んでいました。