3年生の理科「かげと太陽」の学習で、今回は「かげの向きと太陽の位置関係」について調べる実験を行いました。
「どうしてかげの向きが変わったのだろう?」
前回の学習を踏まえ、「どうして時間が経つとかげの向きが変わるのだろう?」と問いかけると、子どもたちからは次のような予想が出ました。
「太陽の位置が変わっているから」
「かげと太陽がいっしょに動くから」
「本当にそうなのかな?」を確かめるため、自分たちで実験用具を作るところからスタート! 四方位(東・西・南・北)を書いた画用紙の中央にストローを立てた記録用紙を作成しました。画用紙を半分に2回折って正確な十字の折り目をつけるなど、子どもたちなりに工夫して準備を進めていました。
実験場所も、風対策も、子どもたちのアイデアで!
「どこで実験したらいいかな?」と投げかけると、
「ずっと太陽が当たっているところ!」
「かげにならない場所がいいな」
「人が通らなくて邪魔にならないところ!」
といった意見が次々と上がりました。
「じゃあ、実験場所はどこがいいかな?」と問いかけると、「屋上!」という意見が出たので採用し、条件がぴったりな「屋上」で実験を行うことになりました。
さらに、「風が吹いたら飛ばされちゃうかも」という心配の声から、「おもりをつける」「テープで止める」といった対策が生まれ、今回は「テープで固定する」ことにしました。
屋上で1日3回の観測!
方位磁針を使って「黒谷公園側が南」であることをみんなでしっかり確認し、用紙を正しくセット。遮光板で太陽の位置を確かめながら、【午前10時】【正午(午後12時)】【午後2時】の計3回、太陽の位置とストローの影を記録しました。
すると、2回目の正午の記録が終わった段階で、子どもたちから驚きの声が!
「朝から昼までにこう動いたから、次はもっと西側に太陽が来るはず!」
たった2回の観察から、太陽の動きの規則性を見出し、午後の結果を自分たちで予測することができていました。
そしてワクワクしながら臨んだ5時間目(午後2時)。 屋上へ行ってみると、子どもたちの予想通り、太陽は西へ傾き、かげは反対の東側に伸びていました!
実験を通して深まった学び
教室に戻り、グループごとに記録をノートに整理して考察とまとめを行いました。
教科書に書かれている知識をただ読んで暗記するのではなく、「どこで実験すればよいか」「どうすれば正確に測れるか」を自分たちで考え、実際の自然を相手に自分の目で確かめることができた、とても価値のある時間となりました。
子どもたちの「予想通りだった!」「自分たちで確かめられた!」という晴れやかな表情が印象的な1日でした。




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